19 障害物においてタックするためのルーム

19.1 障害物に近づいている場合、クロースホールドまたはそれ以上風上に向かって帆走している艇は、タックするためのルームを求めて声を掛けることで、同一タックの他の艇を回避することができる。ただし、安全上、障害物を回避するためにコースを大幅に変更する必要があるときでなければ、声を掛けてはならない。その艇は、タックする前に、声を掛けられた艇に対して、これに応じる時間を与えなければならない。声を掛けられた艇は、次のいずれかの対応をしなければならない。

(a) できるだけ早くタックする。この場合、声を掛けた艇もできるだけ早くタックしなければならない。

(b) 直ちに「ユー・タック(タックせよ)」と答える。この場合、声を掛けた艇はできるだけ早くタックしなければならず、声を掛けられた艇はルームを与えなければならない。規則1013は適用されない。

19.2 規則19.1は、航行可能な水面に囲まれているスタート・マーク、またはそのアンカー・ラインに、スタートするために近づいているときから通過し終わるまで、または声を掛けられた艇がかわすことができるマークでは、適用されない。規則19.1が適用される場合、規則18は適用されない。