付則 H-衣類と装備品の計量

規則43参照。この付則は、帆走指示書または各国教会規程により変更してはならない。

H1            計量する衣類と装備品をラックにかけなければならない。これらの物品は、水に十分に浸した後、計量する前に、1分間自然に水分を流出させなければならない。ラックはこれら物品を衣類用ハンガーに掛けて、水が自然に流出するように、吊るせるものでなければならない。閉めることはできない水抜き穴のあるポケットは、空にしておかなければならない。ただし、水を含むことのできるポケットまたは物品は、水を満たしておかなければならない。

H2     記録された重さが許容量を超えた場合、競技者はラックにこれら物品を掛け直すことができ、エクイップメント・インスペクターまたは計測員は再度水に浸して、計量しなければならない。この手順は、重さがまだ許容量を超えている場合には、2度繰り返すことができる。

H3      ドライ・スーツを着用している競技者は、これら物品の計量に関して、次の方法から選択することができる。

(a)   ドライ・スーツおよびドライ・スーツの外側に着用していた衣類と装備の物品は、上述のとおりに計量しなければならない。

(b)  ドライ・スーツの内側に着用している衣類は、レース中に着用するのと同様に、流出させずに計量しなければならない。

(c) 上述の2つの重さを合計しなければならない。