クリア・アスターンとクリア・アヘッド;オーバーラップ

艇体および正常な位置にある装備が、相手艇の艇体および正常な位置にある装備の最後部から真横に引いた線より後ろにある場合、その艇は相手艇のクリア・アスターンにあるといい、相手艇はクリア・アヘッドにあるという。いずれの艇もクリア・アスターンでない場合、両艇はオーバーラップしているという。ただし、両艇の間にいる艇が両艇とオーバーラップしている場合もまた、両艇はオーバーラップしているという。これらの用語は、反対タックの艇には、規則18を適用する場合、または両艇が真の風向に対し90度を超えた方向に帆走している場合を除き、適用しない。